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9月27日(日)にエディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)でWBA世界フライ級王者の井岡一翔(26=井岡)に挑戦する同級10位のロベルト・ドミンゴ・ソーサ(30=亜)が23日、大阪市内の井岡ジムで練習を公開した。
あとは試合を待つだけ
来日3日目のソーサは「とても調子は良い。あとは試合を待つだけだ」と練習前に調子の良さをアピール。「日本はとても綺麗な国だ。自転車でみんな走っているのが面白かったね」と日本の印象を語った。「井岡は良いチャンピオンだと思う。作戦は言わないが、しっかり対策は練ってきた。体重もほぼ仕上がってきた。日本の皆さんにはニューチャンピオンが誕生する瞬間を見逃さないでほしい」意気込みを語った。
ホセ・ソーサ トレーナー
同行しているソーサの兄で、過去に日本で辰吉丈一郎(元WBCバンタム級王者)と対戦経験のあるホセ・ラファエル・ソーサトレーナー(46)は「アルゼンチンで充分な調整ができた。日本はアウェイだし、明確な形で勝敗をつけなきゃならない。井岡は素晴らしい王者だと思うが、弟はニューチャンピオンになると思うよ。楽しみにしていてくれ」と自信をみせた。
頭が低い
練習に入ったソーサは同じく27日に2度目の防衛戦を控える日本スーパーフライ級王者の石田匠(23=井岡)と2ラウンドのスパーリング。その後、兄のホセと3ラウンドのミット打ちを披露。大粒の汗を流したソーサは笑顔でジムをあとにした。
井岡一法会長
練習を見守った井岡一法会長は「まあ、今日は4割くらいしか見せてないと思う。もっとフェイントを仕掛けてくることはわかっている。スーパーフライ級で戦っているヤツやから、体はしっかりしとるな。あとはジャブの距離を最初に掴んだら問題ないんちゃうかな」と笑顔で会見を締めた。
石田匠(23)
スパーリングパートナーを務めた石田は「やりやすかった、多分噛み合う。一翔君のスピードにはついていけないんじゃないですか。軽くボディを打っても効いていた感じやったし」と軽いスパーリングながら井岡の防衛を予想した。