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27日、日本ボクシングコミッションは8月度の最新ランキングを発表。今月から日本王座に挑む意思がない選手らを日本ランキングから外す「保留制度」が実施され、ミニマム級の原隆二(大橋)からミドル級の村田諒太(帝拳)まで、15選手が保留扱いとなった。また、ヘビー級は石田順裕(グリーンツダ)が引退し、ランキングには王者・藤本京太郎(角海老宝石)が残るのみとなった。
試合後の賛否が割れた帝里木下(千里馬神戸)と最暴愚畷谷(六島)の試合で涙をのんだ最暴愚は、ランキングを二つ落としただけで、フライ級7位に留まった。勝った帝里は、今月から採用された新システムで、日本タイトルには挑戦する意思がないことを示す保留選手(スーパーフライ級)となった。
トップ戦線
チャンピオン不在のライトフライ級は、9月17日に後楽園ホールで開催される1位の小野心(ワタナベ) と2位の堀川謙一(SFマキ)による王座決定戦に注目したい。
スーパーフェザー級戦線に注目
今月最も注目を集めたスーパーフェザー級。ノンタイトル戦で勝利を収めた仲村正男(渥美)が10位から3位にジャンプしたのに対し、苦汁を嘗めた金子大樹(横浜光)は2位から6位に後退した。日本人対決となった東洋太平洋王座決定戦で初戴冠を逃した岩井大(三迫)は、日本ランキングを10位まで下げた。
体重オーバーでペナルティ
追記事項として、先月の日本ランキングでは、スーパーバンタム級10位だった臼井欽士郎(横浜光)、スーパーライト級で9位だった丸木和也(天熊丸木)、ウェルター級3位だった渡部あきのり(野口) の3選手は、それぞれ8月(※渡部は7月30日)に行われた前戦で勝利を収めはしたが、試合の前日計量時に体重超過したため、ペナルティとして今月のランキングから外れている。ランキング復帰など、今後の処遇はJBC預りとなっている。