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明日21日、後楽園ホールで開催される「第97回 ダイナマイトパンチ」のセミファイナル、バンタム級8回戦の高橋竜平(25=横浜光)対久保賢司(26=角海老宝石)の前日計量が都内のJBC事務局で行われた。高橋は僅かにオーバーしたが、パンツを脱いでリミット丁度でクリア、久保もリミットでパスした。2014年度全日本新人王の高橋と拳を交える久保は負けたら引退を公言。注目の一戦となった両者に意気込みを聞いた。
勝つためのボクシングをする
久保はブログでこの試合に負けたら引退を公言したが、気持ちが変わらないことを強調。「プレッシャーがかかる試合だが、プラスに捉えてモチベーションにした」と意気込みを語った。「これまでは面白いボクシングを第一に考えていたが、今回の試合はどんな形になっていいので勝つためのボクシングをしたい」と勝ちに徹するとした。「(相手の)高橋とは相性が悪いのは分かっているが、自分が空回りさえしなければ結果は見えてくる」と敵は自分自身にあるとした。
良い形で先輩に繋げたい
今回が初の8回戦となる高橋は「スタミナが最後まで持つか心配だし、メインイベントの金子さんに良い形で繋げないといけない」と不安を漏らしたが、「自分のボクシングをして、欲を言えばレフェリーストップに持ち込みたい」と初のKO勝ちを狙っていくと宣言した。押し出される形で日本ランクから外れたが「勝ったらランキングにも復活できると思うので絶対に負けられない」と自らを奮い立たせた。
両者ともにプレッシャーのかかる試合になるが、乗り越えて勝ち名乗りを受けるのはどちらか…。
両者ともにプレッシャーのかかる試合になるが、乗り越えて勝ち名乗りを受けるのはどちらか…。