試合日程 | 試合結果 | 動画ニュース | ランキング | 選手検索 |
明日20日、後楽園ホールで開催される「フェニックスバトル」、54.0kg契約8回戦に出場する前OPBF東洋太平洋Sフライ級王者・松本亮(21=大橋)とWBC世界バンタム級10位・ルイス・マイ(32=メキシコ)の前日計量が都内・JBC事務局で行われた。松本が100gアンダーの53.9kg、マイが600gアンダーの53.4kgで一発クリアし、調子の良さをうかがわせた。
マイペースな松本
初のメキシカンを迎える松本だが、気負う様子はなくマイペースを維持。マイについて「体が強そう。特にフックに気をつけ、中に入れさせないようにしたい」と警戒した。試合の映像はほとんど観ていないが、「ジャブを突いて、まずはペースを取りたい」と自分のボクシングに徹することを強調した。主要4団体にランクされ、世界への期待が試合毎に大きくなるが、「とにかく明日の試合に集中して良い形で勝つこと」と気を引き締めていた。
マイにとっても大きなチャンス
一方、今回が2度目の来日となるマイ。「メキシカンらしく前に出て、打ち合いに持ち込みたい。この試合に勝って世界に近づきたい」と意気込んだ。また夏場の試合になるが、「故郷のカンクンは今の時期、日本より暑いので過ごしやすい」と問題もないようだ。
前回14年12月の久保隼(真正)との試合では、判定負けするもダウンを奪ったマイ。ラフファイトも辞さないスタイルに松本がどう立ち向かうのか。戦績以上に強いマイを倒すことができれば、評価はさらに上がるはずだ。