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明日、後楽園ホールで開催される「第55回フェニックス・バトル」のメイン、日本フェザー級タイトルマッチ、王者・細野悟(31=大橋)対挑戦者の同級11位・大坪タツヤ(26=T&T)の前日計量が都内のJBC事務局で行われた。慎重に秤の上に乗った細野は、リミットの57.1kgを僅かにオーバーしたが、即座にパンツを脱ぐと今度はリミット丁度でクリアした。対し、マスク姿で現われた大坪は300gアンダーで一発パスし、明日の大一番に向けて意気込みを語った。
いつもより気合は5倍
大坪は4月の挑戦者決定戦で同級7位の片桐秋彦(川崎新田)から金星を挙げ、今回のチャンスを掴んだフェザー級の気鋭。一度はボクシングから離れ3年間のブランクを挟むも、10年11月から6連勝と勢いにのる。それだけに明日に懸ける思は強く、「4ヶ月間、この日のために生きてきた。明日はホールを揺らします!」と気合十分。最高の状態で大舞台に上がれそうだ。
クーラーなしで夏を乗り切っている
迎え撃つ細野は今回が3度目の防衛戦。過去に獲得した東洋太平洋、日本同級王座は、いずれも3度の防衛後に世界への道を開いた。挑戦者について「片桐戦を見た限り、距離を取ってジャブと基本に忠実な選手」と評価したが、「気持ちをあまり剥き出さないようにしたい」と敵は自分の中にありといった感じ。4度目の世界挑戦に向け、内容を含めた結果にこだわりたいとした。