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大阪府立体育館で開催された「You will be the champion 4」で2日、細川貴之(六島)が進退伺いリングに上がった。メインには、前原 太尊・康輝(六島)が登場。クンサックイークオー・ブーンチャイ(タイ)を相手に74.5キロ契約8回戦の試合に臨んだ。
細川は現役続行
韓国チャンピオン、梁正勳(ヤン・ジュンプ)のプレッシャーをかわしながら、随所にアッパーを打ち上げた細川が、判定勝ちをもぎ取った。試合後の細川は「試合の出来は0%です」と苦笑いしたが「プレッシャーはそんなに感じなかった。もっと練習します」と現役続行のチャンスを得たことに一安心した。
梁正勳(ヤン・ジュンプ)
控室に戻った梁正勳(ヤン・ジュンプ)陣営は「自分たちが勝っていたと思う。細川はアッパーだけ」と判定負けを悔しがった。
試合前には「負けたら引退」とコメントを残していた六島ジムの枝川孝会長は「試合前のミット打ちはパンチもキレてたのに。ボクシングはメンタルが大事。今日の細川は微妙やな。東洋太平洋のタイトル戦をやっても、あれでは勝てない」と試合を振り返ったが「6回までは、足も使えてたし、試合前の作戦どおりにアッパーも打ててはいた。まあ、勝ったから合格といえば、合格」と強制引退を回避した愛弟子のスランプ脱出を願った。
試合前には「負けたら引退」とコメントを残していた六島ジムの枝川孝会長は「試合前のミット打ちはパンチもキレてたのに。ボクシングはメンタルが大事。今日の細川は微妙やな。東洋太平洋のタイトル戦をやっても、あれでは勝てない」と試合を振り返ったが「6回までは、足も使えてたし、試合前の作戦どおりにアッパーも打ててはいた。まあ、勝ったから合格といえば、合格」と強制引退を回避した愛弟子のスランプ脱出を願った。
前原 太尊・康輝(六島)
左ストレート一発で試合を決めた前原は「左ストレートの前にボディを効かせられたのがよかった」と試合の組み立て方に手応えを感じたと笑顔を見せた。試合後のリング上では、世界ランキングで上位につけている村田諒太(帝拳)を意識して「村田さんに世界チャンピオンになってもらいたい。そして、ボクシング界初のミドル級で世界戦日本人対決がしたい」とビッグマウスも飛び出した。
クンサックイークオー
前原の順調な成長ぶりに目を細めた枝川会長は「次はタイトル戦をやらせたい」と東洋太平洋と日本タイトルを持つ柴田明雄(ワタナベ)にラブコールを送った。
試合後、なかなか立ち上がれなかったクンサックイークオーは「大丈夫」と苦笑いしながら控え室に戻った。
試合後、なかなか立ち上がれなかったクンサックイークオーは「大丈夫」と苦笑いしながら控え室に戻った。
ジャンボ織田とストロング小林
会場で細川と前原の応援に駆けつけた同門のジャンボ織田信長…とストロング小林。ジャンボには、マカオでの対戦オファーも届いているとのことで「練習はやってます」と復帰戦に向けて動き始めている。小林は「年内に試合をしたい」と話した。