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今月4日に予定されていた日本Sライト級タイトルマッチ、王者・岡田博喜(25=角海老宝石)対挑戦者・小竹雅元(28=三迫)は、
岡田が練習中に右親指骨折(全治1ヶ月)し延期と発表されたが、この度暫定王座が設けられることが分かった。ちなみに日本の暫定王座は、11年4月のSバンタム級、瀬藤幹人(35=協栄)以来4年ぶりの設置で、1999年のJBCルールの明文化以降は9人目の暫定王者誕生となる。
中澤が出場!
試合は9月5日(土)、後楽園ホールで開催されるDANGAN興行のメインイベントで行われ、同級3位の中澤将信(32=帝拳※試合当日は33歳)と同級6位の小竹が決定戦で暫定王座を争う。11年度の全日本新人王の中澤は、180cmの長身から繰り出される打ち下ろしの右を武器に堅実に白星を重ねてきた右ボクサーファイター。戦績は19戦17勝(7KO)1敗1分で、唯一の黒星は10年の東日本新人王決勝で土屋修平(角海老宝石)に付けられたもの。今回が初のタイトル挑戦となる。
勝者は岡田との統一戦が義務つけられる
対するサウスポーの小竹は、昨年3月のチャンピオンカーニバルで岡田と決定戦を争い左ストレートで現王者を苦しめたが、序盤のダウンもあり判定負けで涙を飲んだ。小竹にとっては岡田へのリベンジの思いも強いが、暫定王座が設けられたことで行き場のない思いを存分にぶつけられそうだ。