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元WBA世界Sバンタム級王者・下田昭文(30=帝拳)が、明日6日の後楽園ホールで昨年2月にマカオで敗北を喫した地域タイトル戦以来のリングに立つ。下田が再起戦の相手に選んだのは、日本王座挑戦経験もあるサウスポーファイターの関豪介(29=角海老宝石)。5日、都内で行われた前日計量で初顔合せし、ともにフェザー級リミットの57.1kgで計量をクリアした。
最後はぶっ倒したいと下田
計量後、取材に応じた下田は、1年4ヶ月ぶりの試合に「もう一度世界への思いがあったからこそ、挫けることなく練習することができた」と話し、「この期間に積み重ねた練習の成果、打たせずに打つ攻防一体のボクシング、強くなり戻ってきた姿を見せたい」と意気込んだ。
挑戦に失敗したことで成長できたと関
一方の関は、雲の上の存在とする下田からの指名を喜び、計量で向かい合った時には「オーラを感じた」ともらした。その上で昨年6月の日本タイトル同様に大きな意味を持つ試合と位置づけ、元世界王者に自分の持ち味である「アグレッシブなファイトで挑みたい。下馬評を覆しもう一度、日本王座に挑戦したい」と気を吐いた。
世界返り咲きを見据える下田と日本タイトル再挑戦を目指す関。はたしてどちらの想いが勝るのか――。
世界返り咲きを見据える下田と日本タイトル再挑戦を目指す関。はたしてどちらの想いが勝るのか――。