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WBO世界ミニマム級王座決定戦に出場する(中京の怪物)同級2位の田中恒成(19)が25日、所属する畑中ジムで練習を公開した。田中は日本人最速の5戦目で世界王座を狙う。決戦5日前の調整では、キレのあるパンチをバックに打ち込み順調な仕上がりを見せた。
試合は5月30日、パークアリーナ小牧。
試合は5月30日、パークアリーナ小牧。
超緊張してます
練習前に会見を開いた田中は「最高の仕上がりでここまで来たと思います。早く試合がしたいです」と初の世界挑戦とは思えぬ落ち着きぶりを見せた。「ここまで120Rくらいのスパーリングをこなしました。試合に向けては超緊張していますけど、体も気持ちもどれだけ自分を貫けるかだと思っているので、必ず勝って世界チャンピオンになります」と目を輝かせて練習に向かった。
右:畑中清詞会長
続いて畑中清詞会長は「本人が3月の発表会見で言っていたように、ここ2ヶ月は世界で戦えるメンタルを鍛えてきたと思います。万全です。対戦相手のイエドラスに関しては、パンチがあるし振ってくるからね。試合が始まってから指示を出していきますよ」と余裕のコメントを残した。
元王者の星野敬太郎氏
試合当日、TV解説を担当する元WBA世界ミニマム級王者の星野敬太郎氏(45)は公開練習に姿を見せ「落ち着いているね。僕は減量中の囲み会見とかイライラして嫌だったけどね(笑)。恒成は小学校、中学校から見ているけど反射神経がすごい。1戦1戦強くなっていると思う。試合も楽しみです」と期待を寄せた。
キレのあるパンチを打ち込む
練習はサウナスーツを着込み、スパーリングを2R、シャドー、バック打ちと約1時間半こなしキレのある動きを見せて帰路に着いた。
順調な仕上がり
決戦まであと5日。