試合日程 | 試合結果 | 動画ニュース | ランキング | 選手検索 |
「世界戦のリングに立つことが夢だった」――6月13日(日本時間14日)、英国ブリストルのウィットチャーチ・スポーツセンターで岩佐亮佑(25=セレス)を相手にIBF世界バンタム級暫定王座決定戦に臨む同級4位のリー・ハスキンス(31=英)が、専門サイトboxingsceneに大一番を前にした抱負を語っている。
ハスキンスは1983年11月29日、ブリストル生まれのサウスポーで、12年のプロキャリアで34戦31勝(13KO)3敗の戦績を残している。3敗はいずれもKO(TKO)によるもので、決して打たれ強いタイプとはいえない。しかし、エストニア、モロッコ、ベルギー、モナコで戦ったこともあり、また英国王座のほかに英連邦王座、WBAインターコンチネンタル王座、EBU欧州王座を獲得するなど
経験値という点では岩佐を上回っている。そのハスキンスは地元に岩佐を迎えることについて「日本を出て戦ったことのない岩佐にとって、克服しなくてはならない大きな障害になるだろう」と、同情とも受け取れるコメントを発している。そして「私はボクシングを始める前から世界王者になることを夢見ていた。その機会が到来したことを素直に喜んでいる。勝っても負けても、世界戦のリングに立つという夢を実現させることになる。これまでに数々のタイトルを手にしてきたが、それは6月13日に世界王座を獲得するためだったといえる」と、自信を口にしている。