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6日に10度目の防衛をはたしたWBA世界スーパーフェザー級王者の内山高志(36=ワタナベ)が、今月27日に左肘の手術をすることが分かった。
田口とともに義援金を送った
13日、後援会長から贈られた勝利者賞を全額、ネパール大地震の義援金として日本赤十字社に寄付した内山は、贈呈式後の取材に応じ、以前から左肘に関節内遊離体、通称関節ねずみと呼ばれるアスリート特有の症状に悩まされていたことを明かした。以前に右拳を怪我した時に、ならばと左を鍛え酷使したことが原因とされる。数年前から痛みで左腕を満足に曲げられず、ガードも高く上げられなかったそうだが、内山はこの不安を抱えながら6日のジョムトーン・チュワッタナ(タイ)に圧勝したことになる。
術後はどんな強さを見せるのか!?
今は散らばった骨の欠片を内視鏡を使って簡単に除去でき、術後数日は大事を取るが手術自体は日帰りで済むという。今回思い切って治療を決断したことは、来るべきビッグマッチに向けた内山の思いの強さからだろう。すでに13日からロードワークを始め、来週にはジムワークも再開する予定だ。