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17日、五大メインイベントで行われたWBA女子世界スーパーフライ級タイトルマッチ「王者・天海ツナミ(山木)VS挑戦者・江畑佳代子(ワタナベ)」の10回戦。女子屈指の好カードであるファイター・ツナミとアウトボクサー・江畑の戦いは、両者のテクニックと女の意地が交差する世界タイトルマッチに相応しい一戦となった。
試合は、王者・ツナミが圧力を掛けるボクシングで江畑の足を封じ込め、判定3-0でV2防衛に成功した。
試合は、王者・ツナミが圧力を掛けるボクシングで江畑の足を封じ込め、判定3-0でV2防衛に成功した。
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今回、2階級上げての挑戦となった江畑は試合後、控室で会見を開いた。「強かったの一言。足を使ってのアウトボクシングが自分のボクシング。序盤は行けると思ったが、中盤からプレスを掛けられ足が止まってしまった。王者はラウンドごとに弱点を突いてきた。前半は自分のボクシングが正しいと思った」と試合を振り返った。
王者について江畑は「パンチの差はあったし、ツナミは体重が乗っていた。最後は逆転を狙ったが駄目でした」と階級差を実感。三度目のチャンスがあれば世界を狙うかと聞かれ「戦えるなら戦いたいが、そう簡単にチャンスがある訳でもない。冨樫とは大親友。二人で世界王者になるのが夢だったのに残念です」と語り、涙を見せた。
王者について江畑は「パンチの差はあったし、ツナミは体重が乗っていた。最後は逆転を狙ったが駄目でした」と階級差を実感。三度目のチャンスがあれば世界を狙うかと聞かれ「戦えるなら戦いたいが、そう簡単にチャンスがある訳でもない。冨樫とは大親友。二人で世界王者になるのが夢だったのに残念です」と語り、涙を見せた。
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難敵を持ち前のボクシングで破り、V2に成功した王者・ツナミは、安堵の表情を覗かせ会見を行った。「自分の思い通りにいかなかったので勝ってホッとした。(江畑さんは)フットワークが速く焦ったところもあった。動きが速くジャブを出すタイミングが…。打って逃げてがハッキリしていた。お互い持ち味をどこまで出せるかの戦いだった」と試合を振り返った。江畑の印象については「我慢比べだった。(江畑さんの)負けないって想いが戦っていて伝わってきた」とコメント。
ここで、次戦の構想を求められた山木会長は「暫定王者のカロリーナ(アルゼンチ)と統一戦を予定している。日本でやるか、アルゼンチンでやるか、これからの交渉次第。だいたい三ヵ月後位には決定するんじゃないか」と統一戦のプランを発表。また「今の女子ボクシングの現状を考えるなら、日本で統一戦を戦うのは難しいかも知れない。日本で戦えないならアルゼンチンも仕方がない。早急に結論を出したい」と日本の女子ボクシングを取り巻く状況を好転させたいとした。
最後に今後の目標についてツナミは「今日は自分の中で想い通りに戦えなかった。今後はスピード、パワー、テクニックと揃った世界王者。誰もが私が勝ったと思える試合をして行きたい」と更なる進化を誓った。
ここで、次戦の構想を求められた山木会長は「暫定王者のカロリーナ(アルゼンチ)と統一戦を予定している。日本でやるか、アルゼンチンでやるか、これからの交渉次第。だいたい三ヵ月後位には決定するんじゃないか」と統一戦のプランを発表。また「今の女子ボクシングの現状を考えるなら、日本で統一戦を戦うのは難しいかも知れない。日本で戦えないならアルゼンチンも仕方がない。早急に結論を出したい」と日本の女子ボクシングを取り巻く状況を好転させたいとした。
最後に今後の目標についてツナミは「今日は自分の中で想い通りに戦えなかった。今後はスピード、パワー、テクニックと揃った世界王者。誰もが私が勝ったと思える試合をして行きたい」と更なる進化を誓った。
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女子の未来を担う戦いを制し、"若き盟主"から名実ともに"女子の盟主"への階段を駆け上がった、ツナミの今後に期待したい。