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WBOのフランシスコ・“パコ”・バルカルセル会長は23日、「バンタム級の亀田和毅(23)が王座を返上した」と発表した。和毅は5月9日、米国テキサス州イダルゴでWBAのレギュラー王者ジェイミー・マクドネル(29=英)と対戦することになっている。
和毅対マクドネル戦に関してWBOは、「我々が認識しているWBA王者はファン・カルロス・パヤノ(ドミニカ共和国=WBAスーパー王者)であり、マクドネルをWBAの王者としては認めていない。よって和毅がマクドネルと戦うことを許可するわけにはいかない」とのスタンスを貫いてきた。そのため和毅陣営には「試合を強行した場合は王座を剥奪する可能性がある」と警告していた。これに対して和毅陣営が王座返上という決断を下したものと思われる。この結果、和毅は一挑戦者としてマクドネルと拳を交えることになる。ちなみにオッズは5対2で和毅有利と出ている。
WBO王座を返上
またこの件に関して、先ほど和毅が書面でコメントを発表。マクドネルと戦えることを嬉しく思うとした上で、「WBO王座返上はより強い選手と戦うためで、WBOには世界王座を獲得する機会を頂き感謝している。俺はバンタム級でナンバーワンだと思っている。だからこれからもトップボクサーと戦っていきます。ベルトは後から付いてくるもの。もっと大きな試合ができるよう、この試合は絶対にいい内容で勝ちます。日本からの応援よろしくお願いします」と綴っている。