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WBA、WBC世界ウェルター級王者フロイド・メイウェザー(38=米)は14日、マニー・パッキャオ(36=比)とのメガファイト(5月2日@ラスベガス)を前にマスコミにトレーニングを公開した。その際、次々戦が9月12日に計画されていることを明かしたうえで、「その試合がラストファイトになる」と語った。
メイウェザー&パッキャオ
パッキャオがロードワークなどを報道陣に公開しているのとは対照的に、メイウェザーはラスベガスの「メイウェザー・ボクシングクラブ」で黙々とトレーニングに励んでいると伝えられる。14日にマスコミに練習を公開したメイウェザーは、「トレーニングは順調だし、とても刺激的だよ。過去にはうまくいかいないときもあったけれど、今回はスムーズだね。満足しているよ」と、調整が順調に進んでいることを強調。さらに「5年か6年前に戦うべきだったという声もあるが、私はそうは思わない。以前よりも私たちの知名度はアップしているからね。私たちはキャリアの頂点で戦うんだ。これが正解だと思うよ」と加えた。パッキャオ戦をクリアした場合の近未来に関しては、9月12日に次々戦を計画中であることを明かした。それは2年前にショータイムと交わした「30ヵ月に6試合、総額2億ドル(約240億円)を保障」という超大型契約の満了をも意味している。9月の試合は、MGM系の会社がラスベガスにオープンする予定の2万規模の会場で行われる可能性があるという。メイウェザーは「それが私のラストファイトになる」と話した。