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大阪府立体育会館で5日、真正ジムと井岡ジムが共同開催したイベントが行われた。そのメインでは東洋太平洋ライト級タイトルマッチが開催され、王者 中谷正義(26=井岡)が同級8位のアクセル住吉(29=関門JAPAN)を迎えて、3度目の防衛戦に臨んだ。
激戦の結果は
立ち上がり、王者の中谷が鋭い左ジャブを武器に挑戦者の住吉を寄せ付けずペースを握る。4R終了時の途中採点は3者が中谷を支持。中盤、足を止めて打ち合う中6R、中谷の右ガードが下がったところに住吉の左フックがヒットし中谷の膝が一瞬揺れるも巧みなボディワークを見せる王者はこのラウンドをしのぐ。7R以降、左ジャブで立て直した中谷は、住吉に付け入る隙を与えず。8R終了時の途中採点も3者が中谷を支持。そのままのペースで住吉も再三の中谷のボディに手数が減り試合終了。大差判定で王者中谷が3度目の防衛戦を飾る。
3度目の防衛
大勢の応援団からの祝福を受け控え室に戻った中谷は「序盤は余裕があったんですけど途中にいいのをもらったりしているのでまだまだですね」と反省を口にすると「今のままじゃ、対戦相手にも一発当てればなんとかなると思われてしまいます。世界をみたらまだまだです。また、練習頑張ります」と気を引き締め直し会見を終えた。
アクセル住吉
一方、見せ場を作ったものの王者の壁を乗り越えられなかった住吉は「序盤は作戦通りでした。でも、6Rのチャンスを生かしきれなかった。まあ、王者との距離もはっきりわかったし、これから練習頑張ります。大阪のお客さんも暖かくてやりやすかったです。また大阪で試合ができるように頑張ります」とスッキリした表情で控え室を後にした。
採点表