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昨年8月、OPBF東洋太平洋スーパーライト級王者、小原佳太(三迫)に敗れた元日本同級王者の岩渕真也(29=草加有沢)が、10日に後楽園ホールで開催された「DANGAN122」のメインに出場。ベネズエラ・ライト級王者のルイス・アラグアヤン(ベネズエラ)を迎え再起戦に臨んだ。
試合前、新たなアグレッシブ・スタイルに注目してほしいと話した岩渕だったが――。
試合前、新たなアグレッシブ・スタイルに注目してほしいと話した岩渕だったが――。
スリーノックダウンでKO
試合は、サウスポー岩渕の強打を警戒したアラグアヤンがアウトスタイルに徹し、機敏に動いては細かいパンチに繋げ的を絞らせず。岩渕はバッティングにも悩まされ、古傷の右目上をカットした。それでも右ボディは効果的に決まり、4回にダウンを奪うと徐々に追い込み、7回に2度倒し最後はストップ勝ち。再起戦をKO勝利で飾った。
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しかし、岩渕の顔に笑顔はなく、「フラストレーションが溜まる試合をしてしまった」とファンに謝罪した。控え室に戻っても「攻めてこない相手を崩せるようにならなきゃダメ。今日は新しいスタイルをまったく見せることが出来なかった」と不満顔。相手の情報も右構え以外はまったく入ってこなかったと明かした。
お楽しみはこれからだ
新たなスタイルについては完成までの秘密としたが、「今までとは劇的に変わるもので、自信を持っている。これをやらないと後悔する」とまで言い切った。次戦を5月頃に予定している岩渕。今度はスタイル改革のお披露目となるのか――。