試合日程 | 試合結果 | 動画ニュース | ランキング | 選手検索 |
前WBC世界フライ級王者で昨年末に階級を落としての世界挑戦に失敗した八重樫東(31)が、31日に都内で開かれた竹原&畑山ボクサ・フィットネスジム会長の竹原慎二氏(43)の激励会に出席し、挨拶のなかで複雑な胸中を吐露した。
大橋会長、具志堅用高会長に囲まれ
竹原会長に祝いの言葉を送った八重樫は、続けて「現役続行か引退か迷っています」と胸の内を明かした。同席した大橋秀行会長は、「階級を下げて挑戦させたことは僕のミス。今度はスーパーフライ級に上げて、WBA王者の河野(公平=ワタナベ)選手に挑戦させたい」とのプランを告げたが、八重樫は「スーパーフライ級で次こそという気持ちはある。チャンスだと思っているのも事実です。でもまだ揺れている気持ちがある。練習を再開させてしっかりと動ければいいが、落ちているようだったら辞めろと言ってほしい」と思いを語った。
最後に決めるのは本人と輪島功一会長
3月でデビューから節目の10年を迎える八重樫。ミニマム、フライと続く3階級目はあるのか――。その決断に注目が集まる。