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WBC世界ライトフライ級王座決定戦、1位のペドロ・ゲバラ(25=メキシコ)対同級3位、八重樫東(31=大橋)の調印式と会見、ルール・ミーティングが28日、都内のホテルで行われた。試合は30日、トリプル世界戦のひとつとして東京体育館で行われる。
精悍な面構え
八重樫はローマン・ゴンサレス(ニカラグア/帝拳)との激闘で9回TKO負けを喫してから4ヵ月足らずでの試合となる。転級しての再起戦が即世界戦と、運に恵まれたかたちでもある。ミニマム級からフライ級に上げ、今度はその中間のライトフライ級ということで体重調整が注目されたが、スムーズにいったようだ。
大橋会長思い出の地で必勝宣言
「減量もうまくいき、あとは計量を待つだけ。負けた次の試合が大きな舞台なので、自分は恵まれているなと思う。3階級制覇はすごく大きなことだが、ひとつの試合、目の前の試合に向かっていくだけ。この東京体育館では大橋秀行会長の最後の試合が行われた場所。必ず勝つ」と、言葉に力を込めた。
研究の成果を出すとゲバラ
一方、2度目の世界挑戦となるゲバラは堀の深い端正な顔に微妙な笑みを浮かべながら「八重樫はグレートな選手。ゴンサレスとの試合は映像でチェックし、そこから学んだことを練習に生かした。2度目の世界戦なので絶対に勝つ」と、こちらも自信を口にした。
繊細なグローブチェック
使用グローブは日本製8オンスで、八重樫が青、ゲバラが赤を選択した。審判団はレフェリーがビック・ドラクリッチ氏(米)、ジャッジがバート・クレメンツ(米)、ゲイリー・タッカー(米)、キャシー・レナード(米)の三氏となっている。WBCルールに則り4回と8回終了後に途中採点を公開する。