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30日の東京都体育館でロンドン五輪ゴールドメダリスト、WBC世界ミドル級9位の村田諒太(28=帝拳)とノンタイトル10回戦を戦うジェシー・ニックロウ(27=米)が26日、都内のジムで公開練習を行った。
練習前の会見
身長180cm、右ファイターのニックロウの戦績は、31戦24勝(8KO)4敗3分。アマチュアでは80戦して65勝を上げている。世界ランクには入っておらず、今回の村田戦が最大のキャリアになると話したが、2011年12月にはかつての主要4団体ミドル統一王者、ジャーメイン・テイラー(36=米)と対戦(8回TKO負け)した経歴を持つ。
素早い動きも見せた
スタイルは、基本ベタ足の好戦的なインファイト。ボクシングは13歳で始め、決して下がらないファイトでこの頃から"ビースト"の異名を取っていたらしい。この日の練習では、ディフェンスから攻撃への入り方、コンビネーションの確認に時間を費やし、また接近した状態から左サイドに素早く移動し、右フックを叩き込む練習を何度も繰り返していた。
トレーナーとのミット打ち
村田についてニックロウは「デビュー戦と前回の試合をビデオで見たが、力強いワンツーと圧力を持つ、とても強い選手」と評価。しかし、自身もメンタル、フィジカルともに鍛え上げ準備をしてきたと訴え、「動きながらジャブで前に出て、村田を撹乱したい。もちろん相手の出方によってプランは変わるが、どんな対応も出来る。10ラウンドフルに動けるよう、スタミナもつけてきた」と鼻息を荒くした。
背中の文字はTEAM BEAST
最後にビーストは「コンディションは今まで最高。日本には勝つために来た。村田が安全な相手と思って戦うなら、大きな間違いだ」と付け加えた。
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