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21日、後楽園ホールで開催された第61回全日本新人王決定戦のリング上では、日本プロボクシング協会より、SRSジムの坂本博之会長が全国の養護施設にいる子供達を支援するために2000年に発足した「心の青空基金」へ、U-15大会で集めたチャリティ募金403,874円が寄付された。
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「心の青空基金」は、自らも養護施設で育った坂本会長が、2000年10月の伝説の一戦、畑山隆則(横浜光 現竹原&畑山ジムマネージャー)氏の持つWBA世界ライト級王座挑戦の前に立ち上げたもので、現役時代はもちろん、一戦を退いた後も「全ての子供たちは平等に」の理念のもと、子供たちが将来への道を切り開くきっかけを作るための支援を続けている。
坂本博之氏
リング上で寄付金を託された坂本氏は「全国で600近い養護施設で4万人もの子供たちが生活しているが、その6割が虐待が原因によるものです。子供を虐待するのが大人ならば、これを受け止め、支援していくのも大人の責任」と訴え、今後もボクシングを通じて、子供たちの心のケアをしていくと述べた。