闘将青木、アジア2冠目指す

　現WBCアジア(ABCO)ライト級王者の闘将 青木誠(34=グリーンツダ)が今月28日(日)、インドネシアのレンガ・レンガ(25 ※8戦7勝(1KO)1敗)とフィリピン・マニラでIBFアジア同級王座決定戦を争うことが分かった。レンガの戦績は8戦7勝(1KO)1敗。この一敗は今年3月、沖縄で東洋太平洋スーパーフェザー級ランカーの小谷将寿(琉球)に敗れたものだ。

　これまで2度防衛をはたしたABCO王座に続き、アジア2冠目を目指す青木は今回で4度目のフィリピン戦。「2014年をキッチリ締めて帰国してみせます!!」と意気込み、すでに11月上旬から現地入りし万全の調整を続けている。戦績は32戦18勝(15KO)12敗2分。一時は4連敗しリングから遠ざかったが、復帰戦となった昨年4月のABCOタイトル戦を3回TKOで快勝すると、ここまで5連続KO中と勢いづく。まずはアジア2冠を制し、来年は国内でのタイトルマッチにも期待したい。