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1日、後楽園ホールで開催されたチャンピオンカーニバル日本ミニマム級タイトルマッチ「王者・八重樫東(大橋)VS挑戦者・武市晃輔(金沢)」の12回戦。1Rに武市の飛び込み様の左フックで八重樫がダウンを先制されたが、その後はパワーで上回る八重樫がワンツーで武市を後退させポイントを挽回。95-94、96-94、97-94の判定3-0で2度目の王座防衛に成功した。
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苦戦を強いられた王者・八重樫は、リング上のインタビューでも「駄目ですよね。すいません。武市選手は速くてビックリしました。出来る事をコツコツと。まさにカーニバルに相応しい挑戦者でした。次は倒す試合をします」と反省し、挑戦者を称えていた。
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ダウンを奪うも惜敗の武市は「八重樫選手は強かった。ダウンは予想外。もっと明確に攻め込まないと駄目でしたね」と試合を振り返った。結果については「判定はしょうがない。後半は気持ち良い試合が出来た。納得している。再戦について今は考えられない」と王者から奪ったダウンに自ら驚きながらも、ジャッジの採点には納得していた。
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一方、薄氷防衛の王者・八重樫は「武市選手はヤッパリ身体能力が高かった。1Rにダウンしたのは初めて。右ストレートでのダウンですか?」と記者に問い掛けると、大橋会長が「左フックで倒れたんだ」と八重樫に説明。ポイントリードに関しては「正直分からなかった。勝っていても負けている時があるんで。ポイントに惑わされないようにしました」とコメント。
今後については「世の中甘くないですね。苦しい試合も経験して…。これで苦しい試合なんて言ってたら駄目なんで。まだまだです」とV2防衛にも笑顔を見せない八重樫。大橋会長も「まだ日本王座を防衛して行きます」と語り、世界挑戦は今後の内容次第といったところかも知れない。
今後については「世の中甘くないですね。苦しい試合も経験して…。これで苦しい試合なんて言ってたら駄目なんで。まだまだです」とV2防衛にも笑顔を見せない八重樫。大橋会長も「まだ日本王座を防衛して行きます」と語り、世界挑戦は今後の内容次第といったところかも知れない。
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苦しみながらも王座V2防衛に成功した八重樫。激しい追い上げで日本最強の証を守り抜いた戦いに、八重樫のボクサースキルは確実に底上げされたに違いない。"音速の拳"は足踏みする事無く、着実に世界への階段を昇りつつある。