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本格派高学歴ボクサーが12月28日に予定されている六島ジムの興行(住吉区民センター)でプロデビューする。大阪市内の六島ジムで2日、大阪市立大学4回生の坂本真宏(23=六島)がデビュー戦の発表会見を行った。24勝6敗というアマチュア戦績を残した正に文武両道を地でいくタイプ。大学院(工学部)進学を目指していたが断念。本人は「来年、新人王と大学院合格を目指す」と2015年の飛躍を誓った。
右:枝川孝会長
会見の冒頭、六島ジム枝川孝会長は「高学歴ボクサーは今までにもいたが、アマチュア戦績もしっかりあり、強い高学歴ボクサーはいなかったと思う。来年は新人王を目指すといってきたので頑張って欲しい」とデビューに至った経緯を話すと「日本のためになる頭脳やからな、打たれないようにディフェンスを教えて勝っていってもらいたい」と期待を込めた。
坂本真宏(23)
坂本は「TVなのでボクシングの世界戦などを見て憧れていました。大学からボクシングを始め、学んだことがだんだんできてくるのは勉学にも共通する」と文武両道の秘訣を語り「大学では「チタニアナノチューブの形成メカニズムの解明」をテーマに卒業論文を書いています。来年はボクシングで新人王、勉学では大学院合格を目指して頑張ります」と意気込みを語った。
今年の年末にかけて過去に例を見ないほどの好カードが東西で予定されている中、また注目カードが一つ増えたことになる。
今年の年末にかけて過去に例を見ないほどの好カードが東西で予定されている中、また注目カードが一つ増えたことになる。