和毅VSエルナンデス 入札か

　WBOは同団体のバンタム級レギュラー王者の亀田和毅(23)と、暫定王者アレハンドロ・エルナンデス(28=メキシコ)の両陣営に対戦指令を出していたが、まだ話がまとまっていない様子だ。このままいくと興行権入札になりそうだ。

　暫定王者サイドがメディアに明かしたところによると、エルナンデス陣営はメキシコシティでの開催を希望しているが、両陣営の交渉はまとまっておらず、8月中旬にも興行権入札に持ち込まれそうな気配だという。亀田は今月12日に米国ラスベガスで指名挑戦者プンルアン・ソーシンユー(タイ)に7回KO勝ち。その直後に業界の大物アル・ヘイモン氏と契約を交わしている。30戦全勝(19KO)。 エルナンデスは6月に暫定王座を獲得したばかりで、戦績は40戦28勝(15KO)10敗2分。入札によって興行権が決まれば、両者は原則として90日以内に対戦することになる。