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[動画・公開練習]2014.7.24

世界王者vs世界王者

 23日、大橋ジムにてWBC世界ライトフライ級王者・井上尚弥(大橋)とIBF世界ミニマム級王者・高山勝成(仲里)の公開スパーリングが行われた。
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 8月10日に世界戦を控えた高山はシャドー、バッグ打ちなどスパーに向け入念にウォーミングアップを行い井上尚弥はシャドーで軽めのウォーミングアップを行ってスパーリングに挑んだ。
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 ウエイト差はあるものの、尚弥はキレのあるストレートで高山をロープまで弾き飛ばす。それでも高山はスピードを活かし、尚弥をロープまで追い込んでみせた。当初、6ラウンドを予定していたスパーリングだったが、激しい打撃戦の中、高山が右目尻の古傷を負傷。大事をとって、スパーリングは4ラウンドで終了した。
井上尚弥
 練習を終えた井上は、「6ラウンドやる予定だったので少し残念です。高山選手は、イメージしていた通り、スタミナ、体力がありました。今回の自分のできは6割ぐらいでした。スパーリングでは毎回倒すつもりで挑んでいます。色んな選手と練習をしているが、対応はできているので順調です。少しの期間だが、自分のスタイルを良い方向に修正していきたいです」と意気込みを語った。
高山勝成
 古傷の具合が心配された高山だったが、「良い勉強になりました。古傷から出血し、切れてしまう可能性があったので大事をとって終了させていただきました。傷のせいで終わってしまい、井上チャンピオンには申し訳ないです。基礎がしっかりとしていてパンチも良いしタイミングも良い選手でした。次に戦う選手もライトフライで戦っている選手なのでパワーで押してくると思う。井上選手との練習は、最適だと思います。相手のパンチだったり、自分が前に出たときに対処できるように、試合までに仕上げたいです」と笑顔で語った。

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