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[ダイジェスト]2014.4.21

610ヤングフェスティバル3

 大阪市内の住吉区民センターで20日、610ヤングフェスティバル3が開催された。この日は、スーパーフライ級、スーパーバンタム級とライト級の西日本新人王予選も行われた。
橋詰将義(井岡)
 西日本新人王予選のスーパーフライ級、KO決着のスーパーバンタム級とライト級はすべてハイレベルな対決とあって、昨年の全日本新人王決勝での西日本ボクシング界の勢いを彷彿させるものだった。踏み込みの速さとテンポのいいボクシングを披露した橋詰将義(井岡)と強烈なアッパーで勝負を決めたライト級の塚元斗夢ヤンくん(六島)に注目したい。
細川が嬉しい報告
 嬉しい報告もあったこの日の住吉区民センター。先月4日に日本5階級制覇王者、湯場忠志(都城レオ)からタイトル奪取に成功した日本スーパーウェルター級新チャンピオン、細川貴之(六島)がリング上から「自分のようなボクサーでも努力していれば報われる」と凱旋報告があった。
前原も元気
 昨年の全日本新人王MVPに輝いた前原太尊・康輝(六島)がミドル級6回戦のリングに登場。KO勝利すると「これからも一番目立っていきたい」と、喜びを口にした。
金本は逆転勝ち
 この日のファイナルは昨年のスーパーライト級、全日本新人王のジャンボ織田信長本屋ペタジーニ(六島)と金本祥平(グリーンツダ)の一戦。ジャンボ優勢で始まったこの試合、金本は徐々にジャンボのプレスを回避しカウンターを合わせてペースを握り返すとジャブでリズムを作ってポイントアウト。見事な逆転勝利で所属ジムの本石昌也新会長の就任に華を添えた。

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