辰吉3戦目発表

　大阪帝拳で7日、プロ3戦目を迎える辰吉寿以輝(19)と同じく8戦目を迎える中澤奨(22)の次戦発表会見が行われた。試合は12月19日(土)、エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館第2競技場)で午後4時30分ゴング。

　会見の冒頭、大阪帝拳吉井寛会長は「12月にうちの興行で中澤はワタナベジムの渡部大介(24)プロ3戦2勝(2KO)1敗、アマチュア54戦40勝(18KO)14敗の日本人との初対戦。相手はアマチュアキャリアもあるし、後半にKOしてもらいたい。寿以輝はついては、クラトキジムの脇田洸一選手、3戦2勝1敗の戦績です。これまで、殴り合いは証明してきたと思う。今回はボクサーとして証明してもらいたい。最近はボクサーとして変わってきたと思う」とそれぞれに期待を寄せた。

　中澤は「初の日本人で嬉しいです。相手もアマチュア経験が豊富なので自分もアマでやってきた維持があるのでKOで勝ちたいと思います」と笑顔で語った。先月のWBC世界バンタム級王者の山中慎介(32=帝拳)の9度目の防衛戦をみた中澤は「山中チャンピオンも良いボクシングされて強かった。自分も次の試合で良いアピールがしたいです」と刺激を受けた様子で語った。

　続いて辰吉は「相手については全く見たこともない。当然勝って今年を締めくくりたい」と言葉少なに語った。先週、中澤とともに東京の帝拳で合宿を行った辰吉は「東京の帝拳ではバランスに注意とのアドバイスを受けました」と合宿の成果を語った。